突然だが、財布探しが好きだ。しかしこの度、その旅がいったん終わりを迎えた。今までの財布遍歴に触れ、エンドゲームのプロダクト「HITOE FOLD ARIA」を紹介する。

the RIDGE (+ コインホーム)

マネークリップ&カードケースのthe RIDGEを愛用していた。

ラインナップとしてマネーバンドとマネークリップの2つのモデルがあり、自分は完全に見た目でマネークリップが好み。

最初はアルミニウム製を使っていたが、後にカーボンファイバー製に買い直している。カーボンファイバー製の利点は二つある。まずは軽い。毎日持ち歩くものであれば軽さは正義。もう一つは寒い時期の冷えがカーボンファイバーには無い。アルミニウムは気温によってはだいぶひんやりする。最初からカーボンファイバー製を買えばよかったと思っている。

the RIDGEの欠点はお札を三つ折りにするのが面倒なのと、枚数が多くなると見た目がよくないということ。

また小銭はカバー出来ないのでコインホームとの併用をしていた。コインホームの利便性は申し分ないが、見た目がチープなのだけ残念。

the RIDGEは今でも気に入っていて、もし小銭を持たないのであれば今後the RIDGE単体での出番も大いにある。

HITOE L-ZIP L

HITOEは建築家・佐藤宏尚氏プロデュースの革製品「SYRINX」のシリーズ。

小銭も一つの財布で持ち歩けるように、薄い財布を探していた時に見つけたのが、HITOE L-ZIP L。今まで長財布はあまり持ったことはなかったが、レイアウトが面白いので一度試してみようと思い購入。ここからSYRINXのプロダクトにすっかりハマっていく。

薄さは期待通りだった。ただ当たり前だが長財布はやはり長い。使っているうちに容量もそれほど必要なさそうだなということが分かってきた。

あとは小銭入れの取り回しが難しい。何度か小銭を床にばらまいたことがあった。

HITOE FOLD

HITOE L-ZIP Lを利用しているうちに新たにHITOE FOLDの発表があった。

二つ折りで、カードとコインが重ならず、従来の財布より薄いというのが売り。L-ZIP Lで革製品としての完成度は満足していたので、これはと思い購入した。

今まで使う中で分かった自分が財布に求める容量は、紙幣が多くとも10枚、カード7〜8枚、小銭はほぼなくてOKだが、おつりなどで出る硬貨が5枚入ると嬉しいという程度。HITOE FOLDはカード6枚がギリギリなので持ち歩くカードは吟味する必要があるものの、それ以外はパーフェクトな容量。

しばらく利用して使い勝手はほぼほぼ満足していたが、財布を開けた時に折り曲げた紙幣が広がってアクセスしづらい・しまいにくいということだけがストレスだった。

HITOE FOLD ARIA

2020年10月にニュースレターでARIAがアナウンスされた。HITOE FOLDよりさらに薄くなったことと、札押さえの追加を見て是非手に入れなければと思った。2020年11月のモニタ販売ではすぐ売り切れになり入手できず、2020年12月のクラウドファンディングで1時間ほど粘り、なんとか購入することができた。2021年1月末に無事到着。

とにかく薄い。半月ほど使ってみて非常に満足している。HITOE FOLDの欠点が改善され、ほぼ完璧の出来栄え。

ただ一点、開く角度が悪いとカードが滑り落ちやすいというのがある。しかしここも使い方と慣れでカバー出来ている。2,3度は落としたことはあるが。

所有していること、持ち歩くこと自体に満足するプロダクトというのはなかなか出会えないが、HITOE FOLD ARIAはまさにそういう類の物だと思う。

当分はこの財布で問題ないという確信があるし、丁寧に作られている革製品で長く使えるだろうという期待が高い。

HITOE FOLD ARIAで「理想の財布探し」が一旦終わった感がある。

今後は気分やシーンによってthe RIDGEとの使い分けを楽しむくらいだろう。